TOEICとはどんなテスト

TOEIC

   

TOEIC®とは?

TOEICとは、様々なビジネスの場面に即した英語について、その運用能力を測るテストです。そのため、使用される英文の内容は、ほとんどが商業・ビジネスに関するものです。
TOEIC®には
● Listening&Reading
● Speaking&Writing
● Speakingのみ
の3種類がありますが、一般的にTOEICと言えば①のListening&Readingを指します。

TOEIC L&R(以下TOEIC)はすべての問題がマークシート方式の選択問題です。
リスニング100問(約45分)、リーディング100問(75分)の合計200問(約120分)で構成されています。リスニング・リーディングそれぞれ5~495点、合計10点~990点のスコアで結果が出ます。

誰でも受けられる公開テストは2月と8月を除いては毎月行われており、年間10回の受験チャンスがあります。(ただし、年10回開催されない受験地もあります。)
また、公開テスト以外に、学校や企業など特定の団体が行うIPテストというものもあります。IPテストは公開テストの問題を再使用して行われるため、早く結果が出ます。また、受験料が安いこともメリットです。一方、IPテストではスコアシートに写真が印刷されず、会場での身分証明書のチェックなどもないことが多いため、提出先によってはIPテストのスコアを受け付けてくれないこともあります。

TOEIC®と英検®のレベル比較

TOEIC®はすべてのレベルの人が同じ問題を受験するため、非常に簡単な問題から難解な問題まで混在しています。語彙の目安としては、英検®準2級~準1級レベルと言えます。
英検®とTOEIC®とでは出題される英文のテーマや出題形式が大きく異なるため、一概に比較するのは難しいのですが、英検®2級で400~600点、英検®準1級で600~850点、英検®1級で850~990点というのが目安です。

TOEIC®はどこで使える?

TOEICは学生・社会人を問わず、幅広い層の人が受験します。その目的は様々で、英語学習の動機づけや力試しとして受験する人もいますが、主に学校や企業で英語力の指標として活用されています。

企業等での活用

海外と取引のある企業や外資系の企業では、昇進や国際部門の配属の要件としてTOEIC®のスコアを求める場合があります。基準は企業によって異なりますが、概ね国際部門であれば660点以上、さらに海外赴任なら730~860点(レベルB)以上が目安です。
また、採用時にTOEIC®を参考にする企業も多く、公務員試験や教員採用試験などではスコアによって優遇措置も取られています。

 

大学での活用

最近では、入学してすぐに学内TOEIC®(IPテスト)を全員に受験させ、それに基づいて英語の授業のクラス分けをする大学が増えています。
また、ある一定以上のTOEIC®のスコアを単位認定する大学もあります。
さらに大学によっては、入試の際の優遇措置を設けていることもあります。

TOEICのスコア算出方法

TOEICは合計200問で990点満点のテストですが、1問あたりの配点がきっちり決まっているわけではありません。受験者全体の正答数の分布によって、相対的にスコアが決定されます。つまり、同じ正答数でも毎回同じスコアが出るわけではありません。
また、各パートや難易度によって配点が異なるわけでもなく、正答1つあたりの重みは、リスニングとリーディングそれぞれにおいて、どの問題も同じです。

 

TOEICの受験料

公開テストは1回5725円(税込)です。ただし、一度受験した後、翌年の同じ月に受験すれば割引価格の5092円(税込)で受験することができます。毎年1回、英語力をチェックするために受けるという人にとってはありがたい制度です。IPテストは団体によって受験者数が異なるため、受験料は様々です。

TOEICの申し込み方法

インターネット申し込みとコンビニ端末申し込みがあります。インターネットの場合はTOEIC SQUAREというサイトで会員登録をします。通常は受験後スコアシートが届くまで1か月ほどかかりますが、TOEIC SQUAREに登録していれば3週間後にはサイトでスコアをチェックできます。

出題形式の概要

リスニング(約45分間)

【Part1】 6問

テスト冊子には写真が印刷されており、流れてくる4つの英文のうち写真と一致するものを選びます。

【Part 2】 25問

最初に流れてくるセリフに対して、3つの返答の中から会話が成立するものを選びます。TOEICの中で唯一問題冊子を見る必要のないパートです。また、選択肢が3つなのもPart 2だけです。

【Part 3】 39問

ある程度長さのある会話を聞いて問いに答えます。1つの会話につき問題は3問あり、全部で13の会話が流れます。問題と選択肢は問題冊子に印刷されているので、問われる内容をあらかじめ読むことができます。3人による会話が1~2つ含まれています。

【Part 4】 30問

形式はPart 3と同じですが、Part 4は会話ではなく一人で話すナレーションです。1つのナレーションにつき問題は3問あり、全部で10のナレーションが流れます。Part 3と同様に、問題と選択肢は問題冊子に印刷されているので、問われる内容をあらかじめ読むことができます。

※Part 3・4にはそれぞれ2~3つの「グラフィック問題」が含まれています。流れてくる音声と図表を組み合わせて答えなくてはいけない問題です。

リーディング(75分間)

【Part 5】 30問

1つの文の中に空欄が1か所あり、そこに入る適切な語句を選びます。語彙や文法の知識が試されます。

【Part 6】 16問

ある程度長さのある文章(パッセージ)の中に空欄が4か所あり、それぞれに入る適切な語句や文を選びます。パッセージは4つあります。語彙や文法の知識の他、文脈を読み取る力も試されます。各パッセージ4問のうち3問が語句を選ぶ問題、1問が文を選ぶ問題です。

【Part 7】 54問

ある程度長さのある文章(パッセージ)を読んで問いに答えます。前半は1つのパッセージに対して2~4つの問いに答えます。後半は、関連のある2つもしくは3つのパッセージがセットになっており、各セットにつき5つの問いに答えます。

その他の特徴

問題冊子への書き込みは一切禁止

TOEICでは問題冊子は回収され、書き込みは一切禁止されています。リスニングでのメモ取りはもちろん、リーディングの文章に線を引いたりすることもできません。正式な理由は公にされていませんが、問題流出を防止する目的があると言われています。もしマーク以外の作業を許可すると、問題を解くために冊子に書き込みをしているのか、問題内容を別紙に写して持ち帰ろうと不正をしているのか、遠くにいる監督者が容易に見分けられないからです。したがって、TOEIC会場で文字を書くのは、自分の名前と受験番号だけということです。

 

過去問は一切出回っていない

TOEICを主催するETSという団体は「公式問題集」を出版していますが、これは過去問ではなくあくまでサンプル問題であり、実際に公開テストで使用された問題は一切公表されていません。ただし、IPテストは公開テストの問題を再使用しているので、両方を受験していると、公開テストで一度見た問題をIPテストで再度解くということはあり得ます。

 

同じ日でも数種類の問題冊子がある

公開テストは全国で同じ日の同じ時間帯に行なわれますが、問題冊子は数種類存在します。これは問題の難易度や質などに関するデータを収集する目的だと言われています。とはいえ、難易度に差はあっても、各冊子の全受験者の結果から相対的にスコアが算出されるため、どの冊子に当たっても不公平にはならないとされています。

 

情報処理能力も試される

基本的にTOEICは英語運用能力を測るテストですが、英語力が必ずしもスコアに反映されるとは限りません。特にリーディングにおいては、限られた時間の中で多量の英文を読んで解答しなければいけないため、速読の力はもちろん、いかに情報を効率よく見つけて処理するかも重要です。「英語力はあるので、じっくり読めば解ける」というだけではスコアに結びつきません。出題形式に慣れ、問題の傾向を知っておくことも大切です。

 

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