能ある鷹は爪を隠す
狩りをする鷹は、その鋭い爪を見せない事から、「能ある鷹は爪を隠す」は、能力のある人ほど、その能力をひけらかさないという意味です。

英語ではいくつかの言い方があるようです。

・Who knows most, speaks least.
・Cats hide their claws.
・Still waters run deep.


とありました。
3つとも、「能ある鷹は爪を隠す」といていますが、一番近い意味合いがあるのは、
・Who knows most, speaks least.
「最も知るものは、最も話さない」

もしくは、
・Still waters run deep.
「静かに流れる川は深い」
深い川ほど静かに流れ、浅い川の方を立てながら流れる、
というように人柄を表す時に使います。

・Cats hide their claws.
も同じように使う事が出来ますが、例えば、
「普段は地味な人が、プライベートはとても華やかだった」
のように、いつもとは違う一面が見えた時に、いい意味でも、悪い意味の両方で使う事が出来ます。

日本語で「能ある鷹は爪を隠す」と使う場合、普段とは違う面を良い意味で見えた時ですが、
英語の場合、「謙虚」のように前後の文章によっては、ネガティブな意味で使われる事もあります。

ちなみに「謙虚」は英語では、"humble" He is humble. といいます。
海外ではあまりにhumbleですと、よしとされませんので、ご注意を!