あまり聞きなれない単語ではありますが、”ray”は、を使ったイディオムの紹介です。
"ray"は『光線、ビーム』と言う意味があり、雲の切れ間から差し込む太陽の光のような細い光のイメージです。

我々の身近にあるrayを使った単語と言えば、”X-ray” ではないでしょうか。
日本語で「エックス線」と言ったりしますが、レントゲンを英語で、”X-ray” と言います。

この場合、A ray of ~ は、わずか、少量の~ という意味で使われ、
A ray of hope希望の光、一縷の望み となります。


●There is a ray of hope that we might still win the game.
このゲームにまだ勝てる一縷の望みがある。


他にrayを使った、イディオムとして、"a ray of sunshine" という表現があります。
人に対するほめ言葉として、『周りを明るく元気にする人』という意味で使われます。

●She is a ray of sunshine in our office.
彼女は、うちの事務所のムードメーカーだ。

●When I was hospitalized for 6 months, I was sometimes depressed, but my family supported me a lot. They were a ray of sunshine.
6ヶ月間入院しないといけなかった時、とても落ち込んだ時もあったんだけど、家族が支えてくれて、すごく励まされたんだ。

直訳では、「太陽の光」となりますが、太陽のような人というキラキラした表現です。


ぜひ、"a ray of hope", "a ray of sunshine" の二つの表現を一緒に覚えてみてください。