dead president

“Dead presidents” = 亡くなった大統領
という表現を聞いた事はありますか?
そして、はどんな意味で使われると思いますか?

何と「お金 / ドル紙幣」の意味があります。

なぜ“Dead presidents”が「お金/ドル紙幣」の意味があるかと言いますと、
国によっては紙幣のデザインに動物や建物が使われている事も多いですが、人物、偉人が一般的ですよね。

アメリカの紙幣の場合、歴代の大統領がデザインになっている事が多く、
“Dead presidents”=お金・ドル紙幣
というスラングが生まれました。

dead presidents
実際に、「アメリカの紙幣に使われている人物は?」と言えば、
1ドル紙幣
ジョージ・ワシントン
(初代大統領)

2ドル紙幣
トーマス・ジェファーソン
(第3代大統領)

5ドル紙幣
エイブラハム・リンカーン
(第16代大統領)

10ドル紙幣
アレキサンダー・ハミルトン
(アメリカ合衆国建国の父の1人)

20ドル紙幣
アンドリュー・ジャクソン
(第7代大統領)

50ドル紙幣
ユリシーズ・グラント
(第18代大統領)

100ドル紙幣
ベンジャミン・フランクリン
(アメリカ合衆国建国の父の1人、政治家)


どのような使い方をするか、見てみましょう。
Tom: Could you do me a favor?
お願いしたい事があるんだけど。

John: What is it about? Show me the Dead president.
何について? お金によっては引き受けてもいいけどね。


日本語でお金を使いすぎた場合に
「諭吉が飛んで行く」
と表現したりしますね。
これも正に、肖像画が紙幣に使われ、生活になじんだ結果の表現ですね。

2024年から渋沢栄一がそのデザインに変更になるとニュースになっていますが、
将来、お金を使いすぎた時には、「栄一が飛んでいく・・・」と表現が変わっているかもしれませんね。