Show Someone the Ropes
ビジネスシーンにおいても新人研修は付き物ですが、今回はそれにピッタリのイディオムを紹介です。

“Show Someone the Ropes”
直訳をすれば、「ロープを見せる」ですが、
意味は「~のし方を教える」「~のコツを伝える」です。

このイディオムは、昔々、帆船で航海をしていた時、帆をロープで固定していたため、新人の船乗りにとってロープの使い方、結び方を早急に覚える事は大変重要な事でした。

そのため、ベテラン船員が、新人にどのように結ぶのかを見せていた事から、現在では、実際にロープを使いませんが、会社や組織内で新入社員にトレーニングを行う意味で使われるようになりました。

また、新人研修のようなビジネスシーンだけではなく、新しい街に引っ越しをしてきた人に街を案内するとき、手ほどきを受ける時にも使います。

Show someone th ropes
例)
He’s your trainer.
He will take you around our office and show you the ropes.

彼があなたのトレーナーです。
オフィス内をお見せして、仕事の指導をします。

She’s just moved to Osaka from Canada, I am going to take her around the city and show her the ropes.
彼女はカナダから大阪に引っ越してきたばかりだから、街の案内をして大阪の街を教えるわ。

Your mother is a very good cook.
I want her to show me the ropes.

貴方のお母さんはとても料理が上手よね。
手ほどきを受けたいわ。